市民の台所 中央市場の神戸本場も、食育活動に取り組んでいます。
私たちは食品の安全性が問われている現在、正しい食の知識を広めることは食品流通の要である中央卸売市場の責務と考えます。毎日数多くの食品を扱い、捌いている私たちは、食品の見分け方取り扱い方から調理の仕方まで、また生産業者や加工業者のことから世界中の生産地の情報に至るまで、多種多様な知識を持っています。そこで、その知識を活用して食育活動に生かせないかと考えました。大人ももちろん必要ですが、とりわけ子どもたちには、食品の安全・流通・生産・加工などの知識に触れる機会を多く与え、食の安全知識を正しく身につけた大人になってもらうことは大切なことと考えています。産地直送というだけで、新鮮で安全なものと安易にイメージするのではなく、産地表示、品質表示と同様に、その食品の取り扱われ方から輸送、保管のされ方までの流通機関情報も食の安全の重要な要素であることを、子どものころから学んでもらいたいと考えました。
お魚屋さんに学ぶさばの二枚おろし
「お魚屋さんに学ぶ鯖の2枚おろし」が開催されました。
■平成22年10月24日(日) 10時〜13時
最近魚嫌いの子どもが増えているけれど、僕たちが目利きした美味しい魚を食べたら、みんなきっと魚が好きになる。好きになってお店にきてくれたら、旬でその時一番おいしい魚をもっと紹介できるのに・・・ という思いで、神戸市内のお魚屋さんが開催してくれました。
毎回好評のお魚屋さん手作りの紙芝居。
鯖の生態や流通経路などわかりやすく説明してくれました。
鯖が青森から、30時間かけて新鮮なまま届けれているなんてびっくり。
テーブルには1〜2人のお魚屋さんがつき、
鯖のさばき方や包丁使いのコツをひとりづつに丁寧に教えてくれました。
鯖をさばくのにかわいそうだったり、血や内臓を見て最初はちょっと驚いたけど、みんな最後まで頑張りました。
初めて魚をおろす子どもたちもたくさんいましたが、みんな上手に出来ましたよ!
今回参加のお魚屋さんは、神戸市内の11名。代々お魚屋さんをされている二代目、三代目ばかり。
鯖の二枚下ろしデモンストレーション。
二枚おろし、三枚おろし、包丁の入れ方、腹骨のすき方なども丁寧に教えてくれました。
お魚屋さんのあざやかな包丁さばきに拍手が起こりました。
人間は、魚や肉や野菜など、たくさんの命を食べて生きています。だから、私たちの命を支えてくれている、たくさんの命に感謝とありがとうの気持ちをこめて、食事の前には手を合わせて「いただきます」、食事が終われば「ごちそうさまでした」といいたいですね。
普段、さかなをおろすことをあまりしないので、今日、魚屋さんに教えてもらえて、まるごと一匹買ってやってみよう!と思いました。子どもは自分でできてうれしそうでした。
このような機会をまたよろしくお願いします。 (小5 母)
鯖の背中があんなもようなのは、空から鳥たちにみつからないように波のもようになっているのをはじめて知った。食べたら、鯖が口の中でとろけて、おいしかった。ほっぺがおちそうだった。
(小2 女子)
【 主催 】
神戸市総合児童センター(こべっこランド) / 神戸市保健福祉局 / 神戸市中央卸売市場本場